抵当権の抹消

「抵当権の抹消」とは、不動産(土地、建物など)に設定された抵当権の登記を消す不動産登記の手続きのことです。

抵当権とは、金融機関は住宅ローンなどを貸す際に、借主からローンの回収ができないときのために、不動産を担保としてとりますが、その担保のことをいいます。


ローン完済による抵当権抹消

たとえば住宅ローンを完済すると金融機関に対する債務がなくなり、当然に抵当権もなくなるのですが、不動産に設定された抵当権の「登記」は自動的に消えるわけではありません。

金融機関が抵当権の抹消の登記を申請してくれるわけでもありません。

金融機関は、金融機関がで用意できる、抵当権の抹消に必要な書類を最低限の範囲で交付してくれるだけです。

当事務所は、申請書の作成を含め抵当権の登記の抹消の代理申請をいたします。


古い抵当権の抹消

不動産(土地、建物など)には、まれに明治・大正・昭和初期の時代に設定された抵当権の登記(いわゆる休眠担保権)が残っている場合があります。

抵当権者(債権者)が個人の場合は、既に亡くなってる可能性が高く、かなりの時間が経過しているために当該抵当権者(債権者)の相続人を探すことができず、通常の書類のやりとりで抵当権の抹消ができない場合があります。

抵当権設定者(不動産の所有者)やその相続人が、債務を完済したという証拠書類をお持ちでない場合が多く、その場合は以下の要件・方法により抹消する特則が不動産登記法に規定さています。

  • 抵当権者(債権者)が行方不明であること
  • 弁済期から20年以上経過していること
  • 登記された金額及び利息・損害金の全額を供託すること

当事務所は、休眠担保権の抹消について、抵当権者(債権者)が行方不明であることの証拠の収集、弁済期の調査、利息・損害金の計算、供託申請、登記申請までのすべての行為を代理するができます。