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なぜ、相続登記は後回しになりがちなのか

早い人は早いです。四十九日法要前に準備を始める方もいらっしゃいます。初盆には相続人で話し合ったりする方もいます。

ところが、自宅の名義変更をしないといけないことや相続登記の申請の義務化が始まったことを知っているにもかかわらず、敢えて手続しない人が一定数います。

世帯主が亡くなり、電気や水道の契約者変更や遺族年金・未支給年金の請求、預貯金の払い戻しは終えているにもかかわらずです。

  • 遺産分割や不動産の相続はセンシティブな問題ということでしょうか?
  • 他の相続人に言い出しにくい?
  • 揉めるのが嫌なので臭いものに蓋をしてる?
  • ほとぼり(なんの?)が冷めるまで待っている?
  • 電話帳や表札と同じように男性の氏名のまましておいた方が防犯上安全?
  • 法務局や司法書士は堅苦しいイメージでなんか怖い?

実際に聞いた話としては、「一周忌までは遺品整理等も含め何もしたくない。」というものもありました。

もし、面倒くささがその理由なら、私だったらゆうちょ銀行の手続の方がよほど面倒くさいですし、司法書士に依頼するればほぼ丸投げで済むのになと思ってしまいます。期限もありますし、いつかはやらなければならないことです。

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