コラム

コラムのその他

従業員の給与の差押えと供託

供託とは 供託とは、金銭や物品等を供託所(法務局)に寄託して、受けとる権利のある者に受けとらせることによって法律上の目的を達成しようとする制度です。 弁済供託、担保供託、執行供託、保管供託、没収供託などがあります。 給与と執行供託 従業員の...
相続

相続した取り壊し予定の建物

相続発生(建物の所有者が死亡) 建物は取り壊し予定 相続人は3人 このケースでは、相続登記をしなければならないようにも思えますが、実際に取り壊した後に相続人3人のうちの1人からの申請により、建物の滅失登記をすることができます(不動産登記法第...
戸籍・住民票・親族

婚氏続称を選択した場合の2度目の離婚の際の復氏

婚姻の際に氏(姓、苗字)を改めた夫又は妻が離婚すると、婚姻前の氏(いわゆる旧姓)に戻ります。これを離婚による「復氏」といいます。 その夫又は妻は、離婚の日から3か月以内であれば、届出によって離婚の際に称していた氏を称することができます(婚氏...
不動産登記

登記原因証明情報の黒塗り(マスキング)

不動産登記の添付書類である登記原因証明情報。申請する登記によっては、報告形式の「登記原因証明情報」ではなく、登記のためだけに作成されたものではない既存の原因証書を添付することがあります。 相続登記がその登記の代表例で、戸籍のほかに遺産分割協...
法務局

法務局に備え付けられている「地図」と「地図に準ずる図面(公図)」

地図 地図と言うと、住宅地図や道路地図、社会科の教材の地図帳のようなものをイメージしがちですが、違います。ここで言う地図とは、法務局に備え付けられた不動産登記法第14条第1項に規定する図面(登記所備付地図)のことです。 国土調査法に基づく地...