コラムのその他

夫婦財産契約とは

法定財産制と夫婦財産契約 夫婦の財産関係は、婚姻届出をする前に、その財産について別段の契約をしなかった場合には、以下のとおりとなります(民法第755条)。これを「法定財産制」といいます。別段の契約である「夫婦財産契約」の制度はあまり利用され...
相続

相続人ではない人が相続分の譲渡を受けた場合の登記手続

本文 相続人は、遺産分割の前にその相続分を第三者に譲渡することができます(民法第905条第1項参考)。 民法(抜粋) 第九百五条 共同相続人の一人が遺産の分割前にその相続分を第三者に譲り渡したときは、他の共同相続人は、その価額及び費用を償還...
不動産登記

所有権保存登記とは

所有権保存登記の前に建物表題登記の説明をします。 「建物表題登記」とは、建物を新築した際や未登記の建物を購入した際に、登記所(法務局)において、建物の物理的な状況や表題部所有者の住所・氏名等の事項を記載した登記記録を作成することです。 新築...
相続

相続分の譲渡をした相続人は遺産分割協議に参加するべきか

本文 相続人は、遺産分割の前にその相続分を第三者に譲渡することができます(民法第905条第1項参考)。 民法(抜粋) 第九百五条 共同相続人の一人が遺産の分割前にその相続分を第三者に譲り渡したときは、他の共同相続人は、その価額及び費用を償還...
相続登記のQ&A

「相続させる」旨の遺言と異なる内容の遺産分割の可否

質問 夫が突然亡くなりました。相続人は私と長男のAと長女のBです。公正証書遺言があり、「甲不動産を長男Aに相続させる。」と書いてありました。しかし、Aは遠方で事業をしており故郷に戻る予定はなく、甲不動産は要らないと言っています。また、Bは甲...