相続税申告の依頼者に「相続登記は簡単だから司法書士に頼まずに自分でやってみな」と本人申請をするように勧める税理士が、実体験上多いような気がします。(本人申請を勧めるだけでなく、無償であっても毎回のように申請書の作成までしてあげてるとすれば、それは完全に司法書士法違反に該当します。逮捕される可能性すらあります。)
上記の情報源は秘匿させていただきます。
以前には、私に相続登記の依頼が来る予定だったにもかかわらず、相続税申告を担当する税理士が執拗に登記のやり方や必要書類の細かい部分を尋ねてきたので、なんかおかしいなと思っていたところ、「依頼者が自分で申請すると言っているので今回はごめん」ということもありました。
税理士業界全体としてそういう流れにもって行こうとしているのかどうかは知りませんが。
そりゃあ、相続税申告よりは簡単でしょうし、相続税申告の後なら添付書類もほとんど揃ってるでしょうけど。
ただ、そのために、相続登記を放置したまま長い年月が経過して次の相続が発生してしまったり、法務局の手引書を読んでも分からずに結局手続ができなくて困っている人も実際に出てきています。
当事務所としては「相談料が発生するかもしれませんが、税のことは是非税理士さんへ」と常々言ってるのに、逆に営業妨害されていたとは…非常に残念です。専門家として、他の専門分野の業務について、当該業務知識もなく、実務経験すらないのに形式的な上部だけを見て簡単だと言ってのけてしまうことは、専門家としては致命的に非常識ですし、最悪で酷いマナー違反だと考えています。とにかく悲しくて残念でなりません。
そういえば、当方から相続税案件を紹介することはあっても、税理士さんから相続登記案件の紹介が一度も来たことがないのは、これが原因だったのでしょうか? 社労士さん、行政書士さん、土地家屋調査士さんからの紹介はありますが、相続関連で一番親和性のありそうな税理士さんからのものが一切ありません(ちなみに商業登記の案件紹介は希にあります。)。


