相続

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相続人ではないのに家庭裁判所で相続放棄と同じ手続が必要?

包括遺贈とは・・・遺産の全部あるいは何分の1という形でされるもの(有斐閣「法律学小辞典」)です。 民法(抜粋) 第九百六十四条 遺言者は、包括又は特定の名義で、その財産の全部又は一部を処分することができる。 そして、包括遺贈には相続人に関す...
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推定相続人がいない人は包括遺贈を

判例(最判平成9年9月12日) 遺言者に相続人は存在しないが相続財産全部の包括受遺者が存在する場合は、民法九五一条にいう「相続人のあることが明かでないとき」には当たらないものと解するのが相当である。 いきなり、判例から入りました。 自分には...
相続

亡父と後に亡くなった母の前夫との間の子の相続関係

質問 父が死亡してその後に母が死亡した場合に、母とその前夫との間の子は父の遺産を相続できるのでしょうか? なお、母が健在の間に父の遺産分割協議は行っていませんでした。 回答 お父様をお母様の前夫との間の子が相続することはありません。 ただし...
民法・不動産登記法等の改正

相続財産清算人(旧相続財産管理人)が遺産分割協議に参加?

家庭裁判所に選任された財産管理人等が遺産分割協議に参加するケースとしては、相続人の中に行方不明者がいる場合に、利害関係人である相続人が家庭裁判所に不在者財産管理人の選任の申立てを行い、選任された不在者財産管理人が、家庭裁判所から権限外行為許...
民法・不動産登記法等の改正

遺産分割に期限はあるのですか?(令和5年4月1日施行の令和3年改正民法を踏まえて)

質問 遺産分割協議がなかなかできません。遺産分割に期限はあるのですか? 回答 民法に「遺産分割」の期限に関する規定はありません。 ただし、遺産分割はお早めに! 具体的相続分による遺産分割の時的限界 相続が開始した時(被相続人が亡くなっが時)...